
ローソンが高松商業高等学校の生徒と共同開発した「ザクザクとしたいちごタルトデニッシュ」がいいぞ。どういいのか? タルトとデニッシュの良いとこ取りを追求した絶品スイーツなのである。
広がるタルトデニッシュ生地の薫りとおいしさをイチゴが際立たせ
あのね、タルトもデニッシュも、使用されているフルーツが主役になりがちじゃあないですか。それはそれで間違いじゃあない。それはそれでうまいし、それこそが本道かもしれない。




でもね、「ザクザクとしたいちごタルトデニッシュ」は、使用されているイチゴがおいしいのは言うまでもないのだが、タルトデニッシュが主役なんよ。食べればわかる。イチゴはタルトデニッシュのおいしさと存在感強調のエッセンス。たとえるならば、イチゴは、おにぎり(米)のおいしさを引き立てるためのシャケのようなもの。
広がるタルトデニッシュ生地の薫りとおいしさをイチゴが際立たせる
タルトデニッシュ、目視でも確認できる、生地の多重層。かなりダイナミックに層になっている。食べると、硬すぎず、柔らかすぎず、絶妙なモッチリ感とドライ感を感じさせつつ崩壊。その崩壊とともに広がるタルトデニッシュ生地の薫りとおいしさをイチゴが際立たせてくれる。



素晴らしい偉業だ
おいしすぎるなぁ。こういう、徹底的においしさを追求したグルメがコンビニから出ていることに感動。しかも高校生が考えたという点も感動。食に携わる人たちは、おいしさで人を幸せにしていると思う。
しかも、こんなにもおいしいものを作るなんて、素晴らしい偉業だ。ごちそうさまでした。


