【能登地震】輪島市を訪れるボランティアや市外の人が「日用品や食品を買うのはダメ」というのは誤り / コンビニやスーパーや飲食店で購入問題ナシ

コンビニ商品

2024年1月1日に発生した大規模な能登地震。多くの家屋が倒壊し、すでにご存じの通り輪島朝市の一帯は焼け野原と化している。車道はクルマが通れるようになったものの、歩道の破損は放置されていると言っても過言ではない状態。

日用品や食べ物は持ち込まないとダメ?

そんな状況下の輪島市を助けるべくボランティア活動をしたい人は多くいると思うが、一部インターネット上で「日用品や食べ物は持ち込まないとダメ」「被災地で買ってはダメ」との声が出ている。被災地の人たちの食べるものが減るからだという。


コンビニやスーパーで食べ物や飲み物を買っても問題ない

この件に関して、輪島市のボランティア活動を進めている輪島市社会福祉協議会に話を聞いてみたところ、輪島市を訪れる人がコンビニやスーパーで食べ物や飲み物を買っても問題ないし、飲食店で食べても問題ないという。かつては食料品が不足したこともあったかもしれないが、現在は問題ないようだ。

蛇口をひねったら水が出るという状況ではない

しかし飲み物を購入せずに水道の水をあてにしているのであれば、「蛇口をひねったら水が出るという状況ではないので、自分の水分は確保してほしい」とのことなので、その点、念頭に置いておきたい。

ファミマのフードが充実していた

ちなみに、輪島市には輪島ワイプラザというスーパーがあり、弁当やドリンクの購入が可能。弁当やドリンクも売ってるドラッグストアもある。ファミリーマートも複数店舗が営業していて、食品の調達には便利だ。実際にコンビニやドラッグストアなどに行ってみたが、けっこう食品も日用品も多く売られていた。ちなみにファミリーマートは夜に閉店するため、購入時間には気をつけたい。









複数の飲食店が営業再開

また、輪島市の複数の飲食店が営業を再開しており、今後、さらに営業再開する店舗が増えていくと考えられる。

筆者が実際に行って調べた範囲ではあるが、輪島市では『ラーメンハウス元気屋』や『ゼロイチx萬正食堂』などが人気のようだ。『ラーメンハウス元気屋』の店員さんによると、ボランティア活動のお客さんも来ているという。ちなみに『ゼロイチx萬正食堂』には深夜に行ってみたが、人気がありすぎて入れないほど大盛況だった。

「輪島市にお金を落とす」「輪島市の経済をまわす」という意味でも、飲食店で食事をするのはアリかもしれない。




<輪島市のボランティア情報 / 2024年4月23日現在>
輪島市社会福祉協議会によると、一般ボランティアと技術系ボランティアがあるとのこと。技術系ボランティアは重機やダンプを持っており、倒壊した家屋の対応をすることもあるという。

輪島市の一般ボランティア活動に協力いただける方は、石川県公式ホームページから「県民ボランティアセンター」に登録してほしいそうだ。ボランティアの一例だが、朝にJR金沢駅前に集合し、大型バスで輪島市に移動。日中にボランティア活動をしてもらい、夕方に金沢に帰るバスに乗るという。金沢集合、金沢解散となる。

また、輪島市民の話によると、穴水市の宿泊施設に泊まりつつ、輪島市に通ってボランティア活動している人たちもいるという。さまざまボランティアの形があるので、各所に問い合わせつつ協力したいところ。

・石川県県民ボランティアセンター
https://www.ishikawa-npo.jp/volunteer/
・令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報
https://wajimavc-ishikawa.jimdofree.com/
・石川県緊急時トップページ
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/

ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」等を考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」出版。「月曜から夜ふかし」出演。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。
Twitter https://twitter.com/kudo_pon

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