実際に四川省で麻婆豆腐を食べまくった経験からいえば、日本と四川省の麻婆豆腐は別物。確かに日本式のとろみがついたマイルドな麻婆豆腐も美味ではあるが、本場の味を知れば知るほど、日本と四川特有の麻婆豆腐が別物であることに気がつくはず。
・本場四川省の麻婆豆腐の断片を垣間見れる
まず「とろみ」に対する概念が違う。真紅の油が豆板醤を含む奥深いスパイスの刺激を豆腐に与え、麻婆豆腐の核となる旨味を生み、食べれば食べるほどヤミツキになっていく。ローソンの「重慶飯店監修 麻婆炒飯」は、そんな本場四川省の麻婆豆腐の断片を垣間見れるフードのひとつ。
・中華と中華のハイブリッドグルメ
スプーンやレンゲで麻婆豆腐をすくって食べれば、日本式とは違う刺激が味覚と痛覚に「旨味」と「辛味」をうったえかける。白飯が欲しいところ。……だが「重慶飯店監修 麻婆炒飯」には炒飯が添えてあり、それに麻婆豆腐をかけて食べればマイルドな炒飯の包容力が刺激的な麻婆豆腐を包み込み、中華と中華のハイブリッドグルメが堪能できる。
麻婆豆腐の「強さ」と、炒飯の「優しさ」。それがたったの税込598円で楽しめてしまうローソンの弁当、ヤバイ。しかも重慶飯店とのコラボでその値段、スゴイ。
・麻婆豆腐は白飯じゃあなくても美味
炒飯に麻婆豆腐をかけるタイプの料理を四川省で食べたことはないが、しっかりウマイ。本場のレシピで作られた麻婆豆腐は白飯じゃあなくても美味であることを教えてくれた。可能ならこの麻婆豆腐を2倍に増やしてほしい。そう思ったので、それ以降、2個買って、すでに6個以上は食べている。
四川省で麻婆豆腐を食べた記者がローソンの「重慶飯店監修 麻婆炒飯」を食べた結果 https://conveni.getnews.jp/2021/08/31/lawson-jukei-hanten-mabo-chahan/