ハマグリのガソリン焼きを食べてみた
コンビニでは貝系のグルメが人気。ハマグリ出汁のラーメンや、アサリのご飯もおいしいと評判です。最近、アサリの産地偽装が問題化し、ハマグリの市場にも悪影響が出ていると報道されていますが、かつて北朝鮮で食べたハマグリのガソリン焼きを思い出したので、改めてお伝えしたいと思いました。
ガソリンをハマグリにかけて着火
ガソリン焼きに使われるハマグリは北朝鮮の海でとれた新鮮なものを使用します。市場で購入したものをホテルの裏庭に持っていき、地面に並べます。そしてペットボトルに入ったガソリンをハマグリにかけて着火。ハマグリは勢いよく燃え、ガソリン特有のにおいを放ちます。
味付けはナシ
話によると、ガソリンはハマグリを一気に高温で加熱することができ、それがハマグリのおいしさに繋がるのだとか。火が消えて、皿に盛って、あとは食べるだけ。味付けはナシ。ハマグリに染み込んでいる海水の塩味だけでじゅうぶん美味しいとのこと。
激しくおいしい
いよいよ実食。わずかですが、焼きあがったハマグリにガソリン臭さが残っていました。「ガソリン臭はヤバイのでは……」と不安に思っていたのですが、いやいや、これがもう、激しくおいしい。
信じられないかもしれませんが、ガソリン臭さが香ばしさやおいしさに寄与しているようにも感じました。ガソリン調理って実はスゴイ!? 日本では絶対にマネできない調理法ですが、意外にも感動の美味しさでした。余談ですが、ハマグリの中に小さなカニが入っていました。縁起が良さそうです。