TREE&TREE’s by DOMDOM
ハンバーガーはコンビニでも人気の商品。ローソン、ファミマ、セブンイレブン、各社がハイクオリティなハンバーガーメニューを販売しています。そんなハンバーガーの存在が日本で広まったのは、やはりマクドナルドやロッテリアなど、ハンバーガーレストランの貢献といえるでしょう。
ドムドムやドムドムバーガーの愛称で知られているドムドムハンバーガー。実は昭和時代から続く歴史あるハンバーガーレストランで、2022年の現在も根強いマニアやファンがいます。手作り感があるとでもいいましょうか。素朴なテイストがドムドムハンバーガーの特徴といえます。そんなドムドムハンバーガーによる高級志向のハンバーガーレストランが存在する事をご存じでしょうか。
食材も価格もリッチなドムドム
ドムドムハンバーガーが新たにオープンさせたハンバーガーレストランは「TREE&TREE’s by DOMDOM」(東京都港区新橋2-15-14)。どう高級志向なのか? メニューの大半が和牛ハンバーガーというこだわりっぷり。
いちばん安い厚揚げバーガーは990で円、和牛系は1390~1690円。確かに食材も価格もリッチです。ちなみにハンバーガーには約7本のフライドポテトが添えられています。嬉しい。
自分のスマホでオーダー「丸ごとカニバーガー」
オーダーは自分のスマホでします。店内に入ると店員からQRコードを渡されるので、それをスマホで読み取ってメニューをブラウザで見ながらオーダー。支払いは店員を呼んで行います。お腹がすいていたので「丸ごとカニバーガー」(1390円)と「和牛バーガー アボカドチーズ」(1690円)、そしてドリンク(280円)を注文。期待に胸が高鳴る。
本当にカニが丸ごとサンド
最初にやってきたのは「丸ごとカニバーガー」。いやー、確かに「丸ごとカニバーガー」はオーダーしたけど、本当にカニが丸ごとサンドされているとは(笑)。カニは超柔らかいので、そのまま食べられるみたい。なるほど、似たようなカニをシンガポールとか香港で食べたことある!!
本当に柔らかいのかな……。ガブリと豪快に「丸ごとカニバーガー」を食べる。確かに柔らかく、やや甘辛い。その味は、カニ。まさしくカニ。カニだー!
和牛バーガー アボカドチーズ
つぎにやってきたのは「和牛バーガー アボカドチーズ」。見た感じ、うまそう。新鮮なレタスがガッツリとサンド。レタスがカットも圧縮もされていないので、かなり高さがあります。豪快です。フレッシュ感があって良き。ほかにトマト、オニオン、チーズ、アボカド、そしてジューシー和牛がサンドされています。ハンバーガーシートに入れて、ギュギューーッと押し潰して食べました。
ケチャップとマスタードが欲しい
感想としては、普通に美味しい。和牛が肉々しくて良き。良きです。でもジャンク料理が大好きな筆者のワガママとしては、ケチャップとマスタードが欲しい。もの凄く欲しい。テーブルに置いといて欲しい。ガッツリかれたい! ソースが薄めで、ヘルシーな印象を受けましたよ。
上品すぎるハンバーガー?
マクドナルドもバーガーキングもモスバーガーもファイブガイズもバーガーシティもジャックインザボックスも好きな自分としては、やや上品すぎるハンバーガーな気がしました。
食べ終わった後に印象に残りにくい!? みたいな。パンチが強いハンバーガーが好きな人にとって、もう少し強いパワーを繰り出してほしいなと感じるかもしれません。
でも、……それでいいのです。ドムドムハンバーガーの良さは、やっぱり素朴さ。飽きないテイストが良きです。確かに当初は「もっとガツンとパワーあふれるハンバーガーがあると嬉しいなあ」と思いましたが、これはこれで、ドムドムハンバーガーらしくて良きなのです。
新たな美味しさを求め続けるドムドム
ただ、客席にケチャップとマスタードを置くだけで客層の幅が広がると思ったしだい。そのふたつがテーブルにあるだけで、ガッツリとケチャップとマスタードが味覚を包み込むような、豪快なハンバーガーに変身できると思いました。
昭和時代、平成時代、そして令和時代、消えることなく疾走し続け、新たな美味しさを求め続けるドムドムハンバーガーのポリシー、大好きです。これからもリッチなハンバーガーを追求して欲しいなと思いました。
TREE&TREE’s by DOMDOM
住所: 東京都港区新橋2-15-14
営業時間: 7:30~22:00 / 土日祝10:30~20:00
定休日: 年中無休